【search/サーチ】100%PCの画面内で展開する予測不能のサスペンス!
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search/サーチ
ジャンル
サスペンス 日本公開2018年10月26日 製作国日本 上映時間102分 監督アニーシュ・チャガンティ 出演ジョン・チョー / デブラ・メッシング / ジョゼフ・リー
あらすじ
ある日突然「友達の家で勉強をする」と言ったまま行方が分からなくなってしまった女子高生のマーゴット。
父・デビッドはPCを使いインスタグラム、ツイッター、フェイスブックなどにアクセスし娘の行方を追っていく。
全編がPCの画面内で進行する予測不能のデジタル・サスペンス!
こんな人にオススメ!
●ソリッド・シチュエーション映画が好きな人。
●伏線回収ものが好きな人。
●普段パソコンやSNSをよく使う人。

全編PC画面内で進行するストーリー!

本作「search/サーチ」の最大の特徴と魅力はなんといっても“100%パソコン画面内”で展開される物語りです。
これも新しい形の“ソリッド・シチュエーション映画”と言えるでしょう。


ソリッド・シチュエーション映画というのは、「CUBE(1997)」「ソウシリーズ」などのように“密室などのある限られた空間の中で繰り広げられる物語り”の事を言います。
今作でも登場人物や外の風景などの場面も登場しますが、それは例えばビデオ通話の画面だったりYouTubeの画面だったり、全てがパソコンの画面の中で起こります。
映画館のスクリーンがそのままパソンコの画面というわけです。


実はこれまでにも全編パソコンの画面の映画に「アンフレンデッド(2015)」という作品がありました。
「アンフレンデッド」は友達同士のビデオ通話のグループに死んだはずの友達が参加してくるという所から始まるホラー作品です。
この作品は主にビデオ通話の画面を中心にストーリーが進んで行くのですが、「search/サーチ」では更に100%パソコン画面というコンセプトをブラッシュアップしています。


僕たちにも馴染みのあるWindowsMacのデスクトップ上で、これまたお馴染みのFaceTimeFacebookYouTubeなどが登場し、父・デビッドはそれらを駆使して情報を集め姿を消した娘・マーゴットの行方を追います。


パソコンやSNSには様々な個人情報が入っていてそれらの情報が伏線となっていくわけですが、これがサスペンスというジャンルととても相性が良いんです。
映画内に散りばめられた文字や画像などの断片的な情報をヒントに真相に迫っていくストーリーは、普通のサスペンス作品とはまた一味違った理系的な面白さを体験させてくれます。


もちろん映画館に足を運んで観て頂きたいとは思いますが、パソンコのモニターで鑑賞するのが最もこの作品の魅力を引き出す環境なのではないかと思います。

 

娘を探す物語り。

本作のストーリーは、ある日友人の家で勉強会をしているという連絡を最後に忽然と姿を消してしまった女子高生・マーゴットをその父・デビッドがパソコンやSNSから手がかりを探し行方を追うという物語りです。


メインのストーリーは行方不明になった娘を探す事なのですが、この“娘探し”というテーマの裏にはもう一つの意味が隠されています。
娘の行方を追う手がかりを集める為に個人情報の沢山詰まったパソコンやSNSにアクセスしたデビッドはそこでこれまで父親の知らなかったマーゴットの様々な顔を知る事になります。

父親の知らないところでどんな事をしていたのか。
どんな人と繋がっていたのか。
そして何を考え何を思っていたのか。


「親の心子知らず」とはよく言いますが、その逆もまた然りで「子の心親知らず」なのです。
親には話せない、親だからこそ話せない事と言うのは誰しもあるのではないかと思います。
この物語りは父親が娘の行方を追う物語りであり、父親が本当の娘を知っていくという親子の物語りでもあるのです。

 

伏線を一気に回収するカタルシスが気持ちいい!

この映画のもう一つの見所は、ラストに畳み掛ける伏線回収の爽快感です。
例えば同年(2018年)に公開され日本中で社会現象になった「カメラを止めるな!」は前半の伏線を後半で一気に回収するという展開の気持ちよさが大ヒットの要因の一つでした。
そして本作「search/サーチ」も「カメ止め」同様、ラストの伏線回収がとても気持ちいいのです。


画面内に登場した様々な情報がまるで一本の鎖で繋がっていくような、ゲーム「ぷよぷよ」の連鎖の様なカタルシスがラストに待ち受けています。


映画を観終わって全ての真相が解った後に、一回目では見逃していたヒントや伏線を求めてきっとあなたはもう一度この映画を観たくなるはずです!

 

メタ壱スコア:3.4

僕は元々サスペンスが好きですし、ソリッド・シチュエーション映画も好きなのでこの作品はまさに僕好みのコンセプトの作品でした。
伏線回収も気持ちよく、映画としてとても楽しめた作品でした。

しかし、正直もう一声欲しいという少しだけ物足りない気持ちもありました。
物語り的な展開がもうあと一、ニ転欲しかったなぁ〜と。
ただの欲張りなんですけどね(笑)

ただ、先述したように真相を知った上でこの作品をもう一度観てみると気付かなかった要素などに気が付き個人的な評価も上がるのかも知れないなと思っています。

ソウシリーズの大ヒットでソリッド・シチュエーション作品がその後量産されましたが、「search/サーチ」もとても話題になっている作品なので今後こういったコンセプトの作品が増えるのではないかと楽しみにしています。
因みに先に挙げた「アンフレンデッド」も続編「Unfriended: Dark Web(原題)」が2018年にアメリカで公開されているので日本でも劇場公開される事を願っています。

あとすごく個人的な事なのですが、朝一の回でこの映画を観に行ったのですが僕の他に観客がいなく貸し切り状態だったのでとてと贅沢な環境でこの映画を楽しむ事が出来ました(^o^)

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