【グリーンブック】笑って泣ける、デコボココンビのバディロードムービー!
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グリーンブック
ジャンル
ドラマ / コメディ / ノンフィクション  日本公開2019年3月1日 製作国アメリカ 上映時間130分 監督ピーター・ファレリー 出演ヴィゴ・モーテンセン / マハーシャラ・アリ / リンダ・カーデリーニ
あらすじ
1962年アメリカ・ニューヨーク。
高給クラブで用心棒として働いていた、がさつな性格だが腕っぷしは頼りになるトニーは、お店の改装によりしばらくの間仕事が出来なくなる。
収入に困ったトニーはその間の仕事として、天才黒人ジャズピアニスト・シャーリーのツアー運転手として働く事に。
しかし、そのツアー先は黒人差別の激しいアメリカ南部だった。
こんな人にオススメ!
●差別問題に興味がある人。
●笑えて泣ける作品が好きな人。
●バディムービーが好きな人。

笑って泣ける、デコボココンビのバディロードムービー!

©2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC.

第91回アカデミー賞作品賞に輝いた本作「グリーンブック」!

差別問題をテーマにした、実話を基にした作品です。

“グリーンブックとは黒人差別の凄かった当時、黒人が利用出来る施設を紹介したガイドブックの名前です。

本作の舞台となる1962年頃のアメリカの黒人差別は凄まじく、ホテルやレストランなども白人専用・黒人専用と分けられていたり、トイレも別々だったりしました。

そんな時代の黒人の為のガイドブックというのは、正に差別の象徴と言えます。

そんな差別の酷かった当時のアメリカで、特に差別意識が強かったかったのがアメリカ南部なんです。

そんなアメリカ南部を旅する白人男性と黒人男性のバディムービー「グリーンブック」。

粗野で乱暴な性格の主人公・トニー。
彼は高給クラブで用心棒のような仕事をしていました。

しかしそのクラブが改装工事をすると言う事で、その期間中の仕事に困ってしまったトニー。

そんなトニーが短期の運転手の仕事の面接を受けに行くのですが、その依頼主というのが天才黒人ジャズピアニストのシャーリーでした。

シャーリーはコンサートツアーで差別の激しい南部を周るという事で身の安全の為、腕っぷしの強いトニーに仕事を任せようとします。

実はトニーも黒人に対する差別意識を持っていたのですが、お金が必要な事と、彼にとって都合の良い労働条件から運転手の仕事を引き受けます。

こうして黒人差別の吹き荒れるアメリカ南部へ向けて二人の旅が始まります。

まず注目すべき点はトニーとシャーリー、二人のキャラクター性です。

こう言った作品で良くあるのが、白人は知的でお金持ちといったスマートな描かれ方をし、黒人は粗野で貧しいといった風に描かれがちです。

しかし本作ではそれが真逆

トニーはがさつで無教養、一方シャーリーは知的で紳士的なお金持ちなんです。

正にデコボココンビ

そんな二人の物語りがコメディベースで描かれていて、とにかく笑えます。

僕が劇場で本作を鑑賞した時も、僕も含め劇場は笑いに包まれていました。

フライドチキンが出てくるシーンがあるのですが、そのやりとりは特に僕のツボでした。

しかしその笑いが後々別のシーンでシリアスな差別と繋がってきたりします。

笑いに溢れた本作ですが、しっかりと差別問題が描かれているんです。

この辺りのバランスが絶妙で、差別という社会問題を題材にしつつも、決して小難しいお話しにはなっていないので老若男女誰が観ても楽しめるような作品になっています。

映画の終わりも、シミジミとしたものではなく、とても温かい気持ちになれるというのもとても良かったですね。

コメディベースの本作は差別問題を描きながらも堅っ苦しさのない肩の力を抜いて観ることの出来る作品として多くの人に観ていただきたいなと思います!

 

メタ壱スコア:4.3

91回アカデミー賞で作品賞を受賞した本作「グリーンブック」。

差別に対するノーだけでなく、それを内包する社会に生きる個人の内面が丁寧に描かれていました。

それでいて軽快でテンポもよく130分という尺も退屈する事なくあっという間に過ぎていきました。

むしろ旅が終わるのがなんだか寂しくもあり、もっとこの二人を見ていたいという気持ちにもなりました。

映画「最強のふたり」が好きな人にはぴったりな作品だと思います!

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