【Chee】つばさが選ぶ未来と願い。
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【Chee】
福谷孝宏監督の短編作品。
VRの彼女“Chee”と生身の女性の間で心揺れるつばさの愛の物語。

恋ってなんだろう。愛ってなんだろう。

VRの存在である“Chee”はこの世には存在しない女性。
……ほんとうにそうなのでしょうか?

何かを大切に思う気持ちが愛であるならその対象が“データ”である事に何か問題があるのかと問われた時、即座に否定できなくなってきた気がするこの時代。

そもそもデータと人間にどれほどの違いがあるのだろうか?
AIが目覚ましく発達していくこれからの未来においてそれは人間にとって大きな問いかけになるのかもしれません。

そんな事を考えながら観ていた僕は、ラストになってようやくこの作品の本質に気付き、最初に考えていた自分の考えの浅さに恥ずかしい気持ちになりました。

※以下ネタバレ有り

この作品のテーマは、AI問題とか生身の恋愛がどうだとか、そんな事じゃない。

この物語に最初からあったのは揺るぎない愚直で一途な愛だったのです。

そして本当の主人公はつばさではなくChee。
この作品はCheeが愛によってその形を手に入れる、「人魚姫 」や「ピノキオ」の様なお伽噺。

テーマソングにある「翼が生えた」という歌詞と、それと共に走るCheeの幸せそうな笑顔。

そこにこの作品の全てが詰まっているように僕には感じられました。

そうして、Cheeにとってつばさはまさに彼女を羽ばたかせる翼になったのです。
そしてそれはつばさ自身の願いでもあったのかもしれません。

この作品は現在YouTuberにて無料配信されてますので、ご興味の湧いた方は是非ご覧になられて下さい。

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