【37セカンズ】「私が障碍をもって生まれてきた意味。」
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産まれる時に37秒の間、呼吸が出来なかった事で脳性麻痺となったユマの物語。

とにかく素晴らしい作品でした。
障碍をもった主人公のユマを演じられたのは、実際に障碍をもっている佳⼭明さん。
彼女のもつ魅力が凄くて、観ているうちにどんどん彼女を好きになり、応援したくなり、自分を重ね、それは上映時間が終わりに近づくにつれ彼女と別れるのが寂しくなってしまうほど。

障碍をもつユマももちろん一人の人間であり一人の女性。
自立心だってあるし、恋だってしたいし、エッチな事にだって興味がある23才というお年頃。

そこですれ違う母と娘の思い。
過保護な母親の気持ちだって良くわかります。
ただただ大事な娘を護りたくて過保護になってしまう母親を責める事なんて誰にも出来ません。
もちろん、障碍がある事で一人では難しい事も沢山あります。
だけれど、ユマを「障碍者」として扱う周りの人々が彼女を「障碍者」という枠に縛っている側面もあるんじゃないかなと感じました。

そして様々な出会いと経験の先にユマが見つけた「自分が障碍をもって生まれてきた」事の意味。
その意味の尊さと力強さに涙が溢れてきたけれど、その涙はとても温かい涙でした。

重たいテーマを扱ってはいるけれど、とても前向きで生きる活力に溢れた、とても素敵な作品です。

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