【金子文子と朴烈 / 朴烈(パクヨル)植民地からのアナキスト】
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1923年、文子と朴烈の恋愛と関東大震災をきっかけに大きく変わった二人の運命を描いた、実話を基にした作品。

民族の奮起とアナキストとしての強い意志を持った朴烈だけれど、観客の心を打つのは、そんな朴烈に全てを捧げるというもしかすると彼以上に強い意志をもった文子の姿なのではないでしょうか。

芯のぶれない、ある種の自信を持った強い女性ってなんだかすごく魅力的にみえるんですよね。

また、この作品で考えさせられたのは作品を観る視点について。

多くの人間としての普遍的なテーマを扱った幅広い人にある程度同種の感動を与えられる作品と比べると、この映画はその逆。

本作は韓国映画であり、民族的な要素がかなり強い為、同じ作品でも韓国人が観るのと日本人が観るのとでは受け取り方が全然違うように思います。

正直、日本人の僕としては観ていてシンドイ場面も多々ありました。
なので、この作品を観るにあたって自分の価値観を拡張する必要がありました。
一方の視点でみるのではなく、もっと広く俯瞰的な視点と価値観で観なければ一本の映画作品として客観的に考える事が出来ないと思ったからです。

それはなかなかに難しい作業ではあったものの、この事は自分にとって新しい体験であり、今後の映画ライフに影響を与えたような気がしてとても有意義な経験になった気がします。

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