【心のカルテ】
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拒食症を抱えるエレンが、治療の為のグループホームでの出会いや出来事を通して自分自身と向き合っていくお話。

現実に迎合出来ない自分自身の心、家族の不理解と気持ちのすれ違い、生きる事への抵抗感と死への恐怖のアンビバレントの中でもがくエレン。

しかしこの作品は、誰かを悪者にするわけでもなく、明確な道を示すわけでもなく、ひたすら繊細に丁寧に摂食障害、命、人との繋がりを描いている。

雨の降るあの場所の、生きる事の美しさとそれを体で感じているかの様な例シーンは、今まで観てきた映画の中でも最高にクールな表現でした。
どんなに辛くて現実や生きる事を心が拒否しているとしても、身体は常に生きる事へのエネルギーをその奥底で燃やしているのかも知れません。

静かな作品でありながら、その奥に生への羨望と希望が沸々と燃えているのを感じられる素晴らしい作品でした。

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