【否定と肯定】ホロコースト否定論者との、尊厳をかけた裁判(たたかい)の記録。
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歴史学者デボラのホロコースト否定論者との法廷での闘いを描いたノンフィクション作品。

ホロコーストに限らず、世界中で歴史的な出来事についての否定派、肯定派の論争は絶え間なく続いています。

そのそれぞれの歴史的出来事の真実がどうであったのかはその時代を生きていない、二次三次情報でしかそれらを知る事の出来ない僕にとっては判断の難しい事ではあります。

しかしこの作品を通して感じたのはそれぞれの主張がどうであれそれが他人を傷つけるものであってはならないという事。

人を傷つける言葉は言論の自由なんかじゃなくてただの悪口だし、歴史の否定はその中で生きてきた人たちに対する存在の否定に直結します。

そんな自らもユダヤ人であるデボラの義憤と私憤の入り混じった闘いは、ただの否定派・肯定派という単純なものではなく、人間一人一人がもつアイデンティティというものを炙り出してゆきます。

こういった実際に起きた出来事(裁判)を映画という形で客観的に観る事は、翻って自分自身をも客観的に見つめ直す良い機会になるんじゃないかなと思います。

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