【劇場版 夏目友人帳 〜うつせみに結ぶ〜】僕の事を誰かに憶えていて欲しい。
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大人気アニメ「夏目友人帳」の劇場版。

人には見えない妖怪の姿が見える夏目貴志。
もしかしたら僕たちに見えないだけでそこにあるかもしれない世界を夏目の目を通してその不思議な世界を垣間見る事の出来る、優しくてちょっぴり切ない夏目友人帳の世界。

本作のテーマは“記憶”。

人にとって生きると言う事は、そして生きたと言う事はどういう事なのか。

共に過ごした大切な人の事を憶えている事、そして大切な人たちが自分の事を憶えていてくれる事。

その記憶の糸と糸の繋がりが切れてしまった時人は本当にこの世からいなくなってしまうのかもしれません。

だから、それでもたった一人でも憶えてくれている人がいて、その人がまた別の人と繋がっている限りその人は世界と繋がり続けていると言えるのだと思います。

人間でありながら妖怪を見る事の出来る夏目貴志は“縁”そのものの様な存在なのかもしれないし、そんな彼自身様々な人との繋がりの中で祖母・レイコの記憶と存在を手繰り寄せ、もうこの世からいなくなってしまったおばあちゃんの、これまで知らなかった一面を知る事が出来たのです。

そうして、そう言った無数の糸がまるで脳のシナプスのように縦横無尽に接続され、それによって作られた人と人との繋がりそのものが自分たちがここにいたという事を記録する記憶装置として僕たちの生きた証を紡いでいくのかもしれません。

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