【僕たちは希望という名の列車に乗った】1956年・東ドイツの高校生たちの信念と友情の実話。
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1956年、東西分断間近の東ドイツの高校で実際に起きた出来事を基にした作品。

ある日クラスの仲間たちで行ったハンガリーに捧げる“黙祷”。
それが彼らの人生を大きく揺るがす大きな問題へと発展してゆく。

“黙祷”という行為が国家への反逆とみなされ始まった国家による首謀者探しと卑劣な弾圧。

そんな中で高校生の彼らは自らの意思と思想と友情の間で苦悩する。

当時のドイツの歴史的問題と同時に、登場人物たちの友情・青春の物語が見事に両立して描かれていました。

また、主人公たち高校生のみならずその親の視点や気持ちもしっかりと描かれていて、当時の東ドイツに暮らす人々の思いや考え方を多角的かつ立体的に捉えている点も秀逸。

大人と子供の狭間に立つ、18歳の少年少女たち。
彼らの純粋な思いの真っ直ぐさは愚直とも言えるものなのかもしれないけれど、“社会”に迎合せざるをえない大人たちが失ってしまった主体性と信念と仲間への思いはとても眩しかった。

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