【マーサ、あるいはマーシー・メイ】価値観と価値観の狭間で。
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山奥で共同生活を送るカルト的集団から逃げ出したマーサのお話。

カルト集団で身についた価値観と、俗世の常識の狭間で苦しむマーサ。

マーサはある事をきっかけに集団を抜けたもののそこに安らぎのようなものも感じてはいた。
だから、そにいられなくなって俗世に戻ってきたマーサが姉との生活に馴染めないのは当然だった。

捨て去った俗世にも、辿り着いた集団にも彼女の居場所はなくなり、自分がどこにいるのかもわからない、誰も側にいてくれないというその不安定さは徐々に彼女の心を蝕んでいきます。

それは、そんなに極端なシチュエーションに限った事ではなく、人は集団属している以上誰しも本当の意味で“自分らしく”生きる事は出来ないのかもしれません。

ある程度の妥協をもって社会や他人と折り合いをつけて生きていく。
そのバランス感覚こそがこの複雑な現代社会で生きていく為にもっとも必要なスキルの一つなのかもしれません。

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