【マチネの終わりに】未来が過去を変えてゆく。珠玉の大人のラブストーリー。
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ギタリストの男とジャーナリストの女の恋の物語。

素晴らしすぎてしばらくの間映画の空気を引きずってしまいました。

まさに珠玉の大人の恋の物語。
主人公二人が40代の男女なのですが、もしこれが高校生や20代の若者の物語だったとしたら全く違う展開になっていたのではないでしょうか。

物語の序盤に蒔野が言っていた「過去は常に未来によって変えられている」という言葉。

はじめはその言葉の意味がよく解らなかったのだけれど、ストーリーが進むにつれて水が地面に染み込んでいくようにゆっくりとゆっくりとその真意を理解し、悲しみと希望のようなものが同居したような感情が僕の心を満たしていきました。

そして、作品のタイトルである「マチネの終わりに」には続きの言葉があります。
物語の終盤にその言葉が出てくるのですが、僕にはその言葉の持つ意味がとても美しく感じられ、これまで起きた様々な出来事を優しく包み込んでいるかのようでした。

悲しみとか苦しみとか後悔とか、生きてきたこれまでの全ての出来事を肯定してくれる、陽だまりのように暖かく美しいこの作品に出会えた事は僕にとってとても幸せな事でした。

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