【バチアタリ暴力人間】白石晃士節炸裂!大人の青春物語…?!
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心霊ビデオを制作していたスタッフ一堂が“バチアタリ暴力人間”の二人組に出会ってしまった事から映像制作がとんでもない事態へと発展していくお話。

圧倒的な暴力と露悪!
胸くそ悪くなるほどに最低な二人組に主導権を握られおかしな世界へ引っ張り込まれる様はホラー以上の恐怖。

よくよく考えるとあり得ないようなお話なのに物凄いリアリティを感じるのは、ストーリーそのもののリアリティではなく、否応なく観る者をアチラの世界に引きずり込む作品の吸引力によるのだと感じました。
その吸引力も、まるで胸ぐらをつかまれ無理矢理体ごともっていかれるようなまさに暴力のようなパワーを感じました。

そしてラストの謎の爽快感!
あんなに嫌いな二人組だったはずなのに……。

この作品は、“バチアタリ暴力人間”の二人組の力を借りて、己の中にある常識や抑圧や秘めたる願望を爆発させた白石晃士監督自身を描いた作品のように感じられました。

「俺ってこんななんだぜ?!お前らも本当はそうなんじゃないの?!俺について来れんの?!」と監督に目の前でツバのシャワーを浴びせられながら叱咤されているような気持ちになりました。

荒々しい作風とそれに反してしっかりと作り込まれた世界観の本作、そして“白石晃士”という監督は、コンプライアンスが過剰に重要視される現代の映画界の奥底において轟々と燃え続ける炎の様な存在なのかもしれません。

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