【ジョーカー】今世紀最大の危険な映画かもしれない!
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バットマンの宿敵であり、アメコミ界最凶のヴィランとも言われるジョーカーが誕生するまでのお話。

これは危険な映画です。

本作は社会の底辺で抑圧されたアーサーの生活や体験を描いているのでとても重たく暗く苦しい物語りです。

しかしこういったストーリー展開自体はそんなに珍しいものではないと思います。
そう、この映画の危うさはそこではないのです。

物語のディテールや人間の感情の機微を捉えた緻密な作りももちろんそうなのですが、この作品を傑作たらしめている最大の要因はアーサー(ジョーカー)を演じたホアキン・フェニックスの異常なまでに研ぎ澄まされた演技にあります。

それはもはや演技を通り越した演技。
キャラクターを超えたキャラクター。
ホアキンの演技はそこに実在性をともなったアーサーという一人の人物を生み出してしまいました。

そんなアーサーからスクリーンを突き抜けて発せられた負のエネルギーは人の心を力強く、そして乱暴に揺さぶります。

この作品を観てダイレクトにアーサーに共感し彼という思想に征服される人が現れるんじゃないか。

それがこの映画が傑作であると同時に危険な作品であると感じられる要因であり、性描写もなく過激な暴力シーンもない本作がR-15を受けている理由なのではないかと強く感じました。

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