【ウォッチメン】それぞれの正義とそのあり方。
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ベトナム戦争の傷跡、ケネディ大統領暗殺、そして米ソ冷戦と世界が破滅へと向かっていた時代のアメリカ。
既に引退していたヒーロー達に対し、何者かによる“ヒーロー狩り”が始まった…というお話。

ある意味、正義のヒーローらしいアベンジャーズ系とは真逆とも言える、「アンブレイカブルシリーズ」などのような異色のヒーロー映画。

ヒーロー映画のテーマと言えば“正義”。

弱気を助け強気をくじき、世界の平和を守るのがヒーローだとして、その正義のあり方は一つではありません。

実直な正義、取捨選択の正義、自己犠牲の正義。

しばしばその正義と正義は相いれずぶつかり合い、“正義”の対義語は“悪”ではなく“別の正義”であるという言葉がこの作品には如実に表れています。

別作品ではありますが、ダークナイトのバットマンの様な形の正義もあれば、アベンジャーズのサノスもまた彼なりの正義をもっていました。

ロールシャッハが頑なに守ろうとしたオールドスタイルな正義は現代の複雑化した社会においてはもはや時代遅れなのか。

しかし、見る人によって形が違って見える“ロールシャッハテスト”の様な模様のマスクを被った彼こそが人それぞれ捉え方が違う“正義”そのものと言えるのではないでしょうか。

いや、むしろ彼こそが最も“正義”のあり方に迷っていて、だからこそオールドスタイルの正義に固執していたのかもしれません。

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