【さらば愛しきアウトロー】紳士強盗タッカーの生き様を描いた実話!
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銃、暴力を一切使わない実在の紳士的な銀行強盗・タッカーの物語。

銀行強盗の映画と言うと、派手でアクション満載でスリリングなものを想像しますが、本作は落ち着いたトーンの渋い人間ドラマを描いた作品です。

作品の時代設定が80年代と言う事もあり90、80年代映画のようなルックにジャジーな劇伴とオールドスタイルなタイトルフォントなどのデザインがとても好きです。

紳士的強盗のタッカーは70代のおじいさんで、同じくらいの年齢の強盗仲間2人との“仕事”の様はまるで、数十年後、年齢を重ねアクションが出来なくなったルパン三世一味が最終的に行き着くスタイルのような気がして、そのスマートさが最高にクールでした。

タイトルも原題(THE OLD MAN & THE GUN)から大きく変更し、ルパン三世2nd Seasonの最終話(宮崎駿脚本)「さらば愛しきルパン三世よ」をパロっている感じだしw

また、主人公タッカーに対する刑事・ハントも重要な存在。

彼は40歳という壮年期の男なのですが、仕事や今の生活にどこか疑問を感じている疲れた男なのですが、タッカーの存在に触発され仕事への熱意を取り戻して行きます。

ハントの娘の「強盗をつかまえちゃったらもう追いかける事ができなくなるね」というセリフから、ハントがタッカーを追いかける事そのものに生き甲斐を感じでいるのが読み取れるのですが、それも正にルパン三世の銭形警部のようであり、敵同士でありながらどこか友人の様な関係が微笑ましくもあり羨ましくもありました。

また、熟年の犯罪者、熟年男の生き様、実話という共通点からイーストウッドの「運び屋」とも通じるテーマを感じ、これからの自分の生き方を考えさせられました。
犯罪という点はともかく、こんなカッコイイ年のとり方したいなぁなんてw

僕も、どんな時も余裕で笑っていられるような自信を持ったカッコイイ人間でありたなと思いました。

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